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バッハの神学文庫連続講座—マタイ受難曲—第2回が終了しました

お知らせ

2016年9月17日に、「バッハの神学文庫 連続講座—マタイ受難曲—」の第2回目が無事に終了しました。

第2回目は、まず前回の講座を受けて受講生から質問があったバッハにおける「三全音」の解説がありました。
その後『マタイ受難曲』第1曲目のテンポについての解説や音型論についての解説がなされました。
予定していた『マタイ受難曲』第1曲目と『ヨハネ受難曲』第1曲目の比較については時間がなくて次回解説されることになりました。

本講座は、連続講座のために新規の募集はいたしておりません。
キャンセルが出た場合には、参加可能になることがありますので、詳しくは図書館にお問い合わせください。

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第2回講座の参考資料として以下の図書館資料が紹介された。

Handbuch der musikalischen Figurenlehre / Dietrich Bartel
Laaber : Laaber-Verlag , c1985
307 p. : music ; 21 cm

M0.11/B281

バロック時代の音型について、色々な人の考え方や意見をまとめた基本的な書。ラテン語で書かれた文献もドイツ語訳されている。

Die Beziehungen zwischen Musik und Rhetorik im 16.-18. Jahrhundert / Hans-Heinrich Unger
Hildesheim : G. Olms , 1982
173 p. : music ; 23 cm

M0.118/Un3

16-18世紀の音楽とレトリックについての関係について書かれた書。

Die Bildlichkeit der wortgebundenen Musik Johann Sebastian Bachs / Arnold Schmitz
Laaber : Laaber-Verlag , 1976, c1950
86 p. : music ; 21 cm

M2.8/B122-168

バッハの音楽と結びついた絵画的な図像について書かれた書。

Die Kompositionslehre Heinrich Schützens in der Fassung seines Schülers Christoph Bernhard, eingeleitet und hrsg. von Joseph Müller-Blattau
2. Aufl
Kassel, New York : Bärenreiter , 1963
156 p : music ; 24 cm

M2.8/Sch88-9

シュッツの弟子、ベルンハルトがまとめた作曲法の理論書を出版し直したもの。シュッツの時代のイタリアのマドリガーレがドイツにどのように流れ込んできたか、またどのような作曲技法でとらえられていったかを知るための参考になる。音型論についても記述されている。

Musikalisch-rhetorische Figuren in kompositorischer Praxis : Untersuchungen zur deutschen Evangelienmotette um 1600 / Katrin Bartels
Aachen : Shaker , 1997
276 p. : ill. ; 21 cm

M3.36/B281

中世末からルネサンスにかけての音楽理論・音型論を扱った研究者向けの書。

Das Clavierspiel der Bachzeit : ein aufführungspraktisches Handbuch nach den Quellen : Klavier, Cembalo, Orgel / Paul Heuser
Originalausg
Mainz ; New York : Schott , c1999
178 p. : music ; 21 cm

M1.8/H486

バッハ時代のクラヴィーア奏法の入門書。鍵盤楽器を演奏するための前提条件が書かれている。バッハが編曲したコラールの和声の中でどういう単語にどういう和声が付けられているかの一例として非和声的連結の例が載っている。バロック時代の音律を数値化して現したものなども書かれている。

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