チャイコフスキーの肉声
チャイコフスキーの友人のジュリアス・ブロック (1854~1934) という商人がエジソンの開発した蓄音機を入手して録音したものが残っていて、その中にチャイコフスキーの喋り声と口笛が録音されているものがありYouTubeで公開されています。
チャイコフスキーの肉声はコチラです。
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録音は以下の内容です。
アントン・ルビンシテイン: What a wonderful thing. (素晴らしい機械だ)
ジュリアス・ブロック: Finally. (やっと入手できた)
エリザベータ・ラフローフスカヤ: A disgusting…how he dares slyly to name me. (気分悪い。私の名前をこっそり口にしたりして)
ワシーリー・サフォーノフ : (Sings).(歌う)
チャイコフスキー: This trill could be better.(トリルはもっと上手に)
ラフローフスカヤ: (Sings). (歌う)
チャイコフスキー: Block is good, but Edison is even better.(ブロックもえらいが、エジソンはもっとえらい)
ラフローフスカヤ: (Sings) A-o, a-o. (歌う)
サフォーノフ: (In German) Peter Jurgenson in Moskau.(ドイツ語で「モスクワのピョートル・ユルゲンソンです」)
チャイコフスキー: Who just spoke? It seems to have been Safonow. (Whistles) (いまの誰? サフォーノフだろう)(口笛)
「コンクール ―その扉を開く鍵―」では、書籍に掲載されているチャイコフスキーの自筆譜や最後に使っていたリビングルームの写真も展示しています。
合わせてお楽しみ下さい。