オンラインでモーツァルトについて調べてみよう!
◆Stiftung Mozarteum Salzburg = Mozarteum Foundation Salzburg
/ Internationale Stiftung Mozarteum (ISM)
ザルツブルク国際モーツァルテウム財団
https://mozarteum.at/en/home/
モーツァルトの生涯と作品を主眼に、コンサートの主催、博物館の運営、学術研究支援の3つを基軸に活動を行っている非営利団体のウェブサイト。ドイツ語と英語で閲覧可能。ここでは英語版のリンクのみ掲載します。
ウェブサイトには、モーツァルトに関する様々な情報のほか、モーツァルト研究に有用な資料がオンライン上で閲覧できる下記のページもあります。
Digitale Mozart-Edition = Digital Mozart Edition (DME)
http://dme.mozarteum.at/DME/main/index.php?l=2
国際モーツァルテウム財団がアメリカのパッカード人文研究所 Packard Humanities Institute の協力の下、モーツァルトの研究や演奏に資するため、全作品をデジタル形式によりインターネット上で公開しているウェブサイト。副次的なプロジェクトとして、現在、以下のコンテンツの公開・開発を進めています。
・NMA Online (Neue Mozart-Ausgabe: Digitized Version)
http://dme.mozarteum.at/DME//nma/start.php?l=2
(日本語⇒) http://dme.mozarteum.at/DME//nma/start.php?l=3
新モーツァルト全集(請求番号:M8.8/M877/~, M8.8/M877-2/~)のデジタル版。2006年より公開。楽譜、校訂報告が無料で閲覧・ダウンロード可能。ケッヘル番号、キーワード、ジャンル等で検索できます。一部、日本語表示もできるので便利。
・Mozart-Libretti — Online Edition
http://dme.mozarteum.at/DME/libretti-edition/wrkliste.php?sec=libedi&l=2
モーツァルトの劇音楽作品のテキストをデジタル版で提供。モーツァルトの歌劇作品の台本は、モーツァルトの生前から膨大な版が出版されていますが、それらを学術的に評価・編集した版はないとのことから、その隔たりを埋めるべく試みられた初めての校訂版。現在、編集のガイドラインはドイツ語のみ。
メニューの”Works”から見たいタイトルを選ぶと、その校訂版の台本が表示されます。カーソルを合わせてクリックすることで、その部分のテキストソースを参照できます。また、スピーカーのマークをクリックすると、その箇所の楽譜とともに音源を聴くこともできます。
・Mozart Briefe und Dokumente
= Mozart Letters and Documents
http://dme.mozarteum.at/DME/briefe/doclist.php
モーツァルト家の手紙やモーツァルト家や財団の歴史にまつわる文書をデジタル化し公開。”Documents”から見たい資料を選ぶと、基本的に右側に実物の画像、左側にテキスト化した文書が表示される。PDF化されている文書は印刷可能。この先も段階的に公開範囲を拡大し、すでに出版され改訂が続けられているWilhelm A. BauerとOtto Erich Deutschによる書簡集の新版の出版を長期目標としています。
・Bibliotheca Mozartiana (ISM)
= Digital Collections of the Bibliotheca Mozartiana
http://digibib.mozarteum.at/
モーツァルトの手紙、モーツァルトが所持していた書籍をはじめ、モーツァルト作品の初期版、モーツァルトに関する書籍、雑誌記事など様々な情報源を検索、オンライン上で閲覧することができます。
以上は現在のところ利用できる機能ですが、さらなる有用な機能が開発中とのことです。