『君の名は』主題歌 / 古関裕而作曲
古関裕而 (こせきゆうじ) は、1909年 (明治42年) 福島市生まれの作曲家です。本名は古關勇治。1989年 (平成元年) に死去しました。代表曲に『長崎の鐘』や『オリンピックマーチ』などがあります。
『君の名は』は1952年 (昭和27年) 4月10日から1954年 (昭和29年) 4月8日までNHKで放送されたラジオドラマです。当時は生放送だったため、劇中のBGMは音楽の古関裕而がハモンドオルガンを毎回即興で演奏し、髙柳先生も当時内幸町にあったNHKに通っていたそうです。
NHKによれば、主題歌というものはラジオドラマには存在せず、劇中歌ということになるそうですが、1953年9月15日に公開された映画で主題歌として歌われたものと同じ曲のためにここでも主題歌として扱っています。
『君の名は』関連の楽譜はいくつかコレクションに含まれていますが、すべて歌譜のみです。伴奏は古関裕而が即興で付けたそうです。
福島市にある「古関裕而記念館」によれば、2番の歌詞が現在知られているものと違っているそうです。