『薔薇』 / 関屋敏子作曲
関屋敏子 (せきやとしこ) は1904年 (明治37年) 東京生まれのソプラノ歌手で作曲家。1941年 (昭和16年) 自ら命を絶つ。国際的なソプラノ歌手として活躍し、オペラ『お夏狂乱』や歌曲の作曲も手がけた。
『薔薇』は1925年 (大正14年) 10月22日作曲という日付が自筆譜に書いてある。
展示資料解説
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関屋敏子 (せきやとしこ) は1904年 (明治37年) 東京生まれのソプラノ歌手で作曲家。1941年 (昭和16年) 自ら命を絶つ。国際的なソプラノ歌手として活躍し、オペラ『お夏狂乱』や歌曲の作曲も手がけた。
『薔薇』は1925年 (大正14年) 10月22日作曲という日付が自筆譜に書いてある。
古関裕而 (こせきゆうじ) は、1909年 (明治42年) 福島市生まれの作曲家です。本名は古關勇治。1989年 (平成元年) に死去しました。代表曲に『長崎の鐘』や『オリンピックマーチ』などがあります。
『君の名は』は1952年 (昭和27年) 4月10日から1954年 (昭和29年) 4月8日までNHKで放送されたラジオドラマです。当時は生放送だったため、劇中のBGMは音楽の古関裕而がハモンドオルガンを毎回即興で演奏し、髙柳先生も当時内幸町にあったNHKに通っていたそうです。
NHKによれば、主題歌というものはラジオドラマには存在せず、劇中歌ということになるそうですが、1953年9月15日に公開された映画で主題歌として歌われたものと同じ曲のためにここでも主題歌として扱っています。
『君の名は』関連の楽譜はいくつかコレクションに含まれていますが、すべて歌譜のみです。伴奏は古関裕而が即興で付けたそうです。
福島市にある「古関裕而記念館」によれば、2番の歌詞が現在知られているものと違っているそうです。
廣石徹 (ひろいしてつ) は、1900年 (明治33年)に山口県で生まれ、2000年に死去した作曲家です。
自由音楽学園で長く作曲を教えていました。
『雪』は、春秋社から1958年に刊行された『世界音楽全集』の声楽篇36日本歌曲集33に収録されています。
また、全音楽譜出版が刊行した『日本名歌110曲集』の第1巻 (M6.18/N578/1d) にも収録されている曲です。
ペン書きで書かれた繊細な楽譜を是非ご覧ください。
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