自筆譜とピアノが展示に加わりました

『シンフォニア・タプカーラ』は、友人で音楽評論家の三浦淳史氏に献呈され、1954年に初稿が完成し、その後1979年に改訂されました。
今回展示される譜面は、1955年1月26日にセヴィツキー指揮のインディアナポリス交響楽団によってインディアナポリスで初演された時に使用された譜面で、指揮者による書き込みや、後の改訂作業に活かされる書き込みなどが記入された大変貴重な資料となっております。

タプカーラ展示時間は月曜日から金曜日までの9:30-16:30までとなります。
また、芸術祭期間の一般公開中にも展示されます。

 

 

 

 

また、伊福部氏がご自宅で愛用されていたピアノの展示も始まりました。

1915年から1920年の間に制作されたハンブルクのRahals社製です。

元々は伊福部氏の長兄宗夫氏の夫人が所有していたものを買い取ったもので、このピアノを使って数々の作品が生み出されました。

ピアノ実際に音を鳴らしたり、弾いたりする機会については、現在検討中です。
決まりましたらまた、連絡いたします。